くりでんのシグナレスたち　　2002.3.24

　くりはら田園鉄道、通称くりでんに9年ぶりに行ってきました。前は栗原電鉄（栗電）といって電車が走っていましたが、いまは電車をやめて経費の安い気動車に変わっています。電車時代の架線柱はそのまま残っており、奥のほうは架線も張られたままです。なによりJRではほぼ全滅状態の腕木式信号機がここでは全線現役でがんばっています。もちろんタブレット閉塞。ちなみに、シグナレスは宮沢賢治の童話「シグナルとシグナレス」に出てくる軽便鉄道の小さな腕木式信号機。

東北本線石越駅の真向かいにあるくりでんの駅。

一年前に無人化された窓口。貼ってある記念乗車券はどこで買うんだろう。

石越駅で発車を待つ951型。

車体正面のかわいいシンボルマーク。

終点細倉マインパーク駅に到着。

細倉マインパーク駅。

マインパーク駅横に展示（留置）してある電機と木造貨車。説明も何もない。

栗駒駅上り場内信号機。このへんはトロリー線がまだ張られている。

沢辺駅上り場内信号機。このへんは吊架線だけ残っている。

若柳駅上り場内信号機。このへんは架線柱のみ。

若柳駅に留置されている電車。もう動くことはない。

同上。

“くりでん”の整理券。