津軽の私鉄たち 1997.10.17
青森県津軽地方の私鉄をひとまわりしてきました。弘南鉄道黒石線、弘南線、大鰐線、津軽鉄道の順です。弘南鉄道は、廃止が決まった黒石線の荒涼、通学輸送で満員盛況の弘南線、地の利を生かした弘前口の活気ある大鰐線と、三者三様の特徴がありました。一方、津軽鉄道線は腕木式信号機とタブレット、スタフが残り、タイムスリップしたような世界でした。
弘南鉄道黒石線。川部駅4番線で発車を待つ単行気動車。
川部駅を発車して、奥羽本線との分岐部分。黒石線は雑草がぼうぼう
黒石駅の時刻表。川部からの接続案内が詳しい。
弘南鉄道大鰐線。大鰐温泉駅JR共用跨線橋から。左に奥羽本線、右に弘南線ホーム。
跨線橋はよくあるように私鉄部分が途中から狭くなっている。
大鰐駅の旧型駅名標。
中央弘前駅到着。吐き出される日用客がけっこう多い。
津軽鉄道津軽五所川原駅の走れメロス号。後方はJR五所川原駅共用跨線橋。
津軽五所川原駅に留置される旧型気動車。奥は除雪車。
ホームの発車時刻表。左には太宰治「津軽」の一節が。
金木駅に進入する下り列車より。場内進行。
津軽中里駅発行の硬券はなんと券面80円(現在の運賃は380円)。
津軽中里駅で発車を待つ落書き列車キハ22028。
内部は懐かしいキハ22そのもの。モケットは新しい。
ホーム側からみた金木駅。ありがどごした。